Q 怒りをぶつけられた時の対処法は?
さあ、飛び蹴りされそう! どうする???
実は、こんな質問をいただきました。
Q「(前半略)怒りをぶつけられる度に消耗します。相手を変えたり止められないならば、せめて消耗しないでいたい。そういう時の対処法を教えてください」
A 前に、ある方が「感情の中で一番好きなのは怒りだ」とおっしゃっていました。自分が持つだけでなく、他人が自分に向ける感情の中でも「怒り」が1番好きだと。おもしろいですね。
その方いわく「怒り」の感情が一番エネルギーが強く感じるとのことでした。そして、誰かが自分に怒っているとラッキーだと思うのだと。「自分で生み出している以外の強い余剰のエネルギーをもらえるから」と。
強い、余剰のエネルギーをもらえる。
なるほどなーと思いました。
大きいでもなく、あたたかいでもなく、「強い」余剰のエネルギーがもらえる。
なかなかいいとらえ方だなと。
だって、この世は幻想ですからね。
幻想と覚醒のクラスを受けてくださった方はぴーんと来ているでしょう。^^
それ以来、私も「他人からやってくる感情のエネルギー」を、ポジティブ、ネガティブ関係なく「エネルギーいただいた」と、自分のものとして扱うということを始めました。
誰かが怒りを向けてくれたら、それを「ポジティブ」にとらえるのも「ネガティブ」にとらえるのも、自分次第ですもんね。
でも、多くの場合、「怒り」の感情にはネガティブに反応してしまい、自分を傷つける方に使ってしまうんですよね。
さあ、これはどうしたものか。。。
そこで、ふと思い出すのが「古武術」。
一人目を妊娠した時に出会って、ちまちま続け、途中からものすごい師匠にもつけたりしたのですけども、あれは、自分で無理な力を使ったりせず自然の作用をうまく活用する感覚なんですよね。
例えば誰かが向かって来たら、その向かってくるエネルギーと闘うのではなく、それをうまく利用するんです。相手の力を自分の力のように使う。
もっというと、ふたりはひとつ、みたいな感じです。
誰かからくるネガティブなエネルギーも打ち返すんじゃなくて、使いたい方に使う。この時点で「ネガティブ」じゃなくて、「ポジティブ」なものになります。
もちろん、相手が訴えている「内容」はちゃんと聞いて対応します。
ただ、そこにくっついている例えば「怒りの感情」といった余剰のエネルギーは、別のことに使うんです。向かってくる「そのエネルギー」を浄化しておいておくこともできます。^^
だからといって、エネルギー集めにわざわざ相手を怒らせることはしませんよ、もちろん。だって、まず怒らせることにエネルギー使ってしまいますよね。本末転倒。笑
あくまで「え、そんなの来た?!」という時に、防衛反応ではなく「余剰のエネルギーきた!」って使うわけです。
例えば、相手の言い分はちゃんと聞いて、自分の考えをきちんと伝えます。謝るべき時は謝ります。けれど「怒り」の感情エネルギーはべつものとしてきりわけて、「怒りってどんなものか観察して、ヒーリングに生かす」とか「自分の中の怒りを見つけて、受け入れて力にする」とか「解放するきっかけにする」とか、自分が目指すもの(ゴール)に役立つように使っています。
たまに失敗もしますが、そんなのは「あ〜ら、らしくないわ〜」でおしまい。
「怒り」以外の嫌いな感情エネルギーも同じように使えます。
どんなものであれ、「落ち着いてよく見る」ことが鍵だなという実感があります。
よし、やるぞ、と思っても、一度や二度、三度でできるとも限りません。
でも、継続は力なり、ですよ。
お互い、適度に頑張りましょう〜。