願い(欲)を持つことに罪悪感を感じる?

似たようなご相談があったので、こちらでまとめてお返事させていただきたいと思います。

Q  HFエネルギーヒーリングを学びました。HFでは「こうありたい」という理想や願いを設定しますが、私はその願いを持つこと自体に抵抗があります。そういった「欲」を持ってはいけないように感じるのです。でも、叶えたいという気持ちもあり、つらいです。この場合は、どうしたらいいでしょうか?

A  葛藤があるわけですね。
「自由に欲しいものを欲しいと思ってオッケーでいたい」でも「そんなことを願うのは悪だ」というふうにぶつかり合う想いがある状態です。この場合は、クリエイティブフォーカスの手法でワークするといいですよ。

「そんなことをを願うのは悪だ」という声は、何を望んでいてそうあなたに語りかけるのでしょうか?
「良い人間でありたい」でしょうか?
「罰されずにフリーでいたい」でしょうか?
「母親に愛されたい」でしょうか?
「神に愛されたい」でしょうか?

または、何を避けたくて、そうあなたに語りかけるのでしょうか?
「悪い人間であることを避けたい」→ 普通の正しい人でいたい
「罰を受けることを避けたい」→ 普通に暮らしたい
「母親に幻滅されるのを避けたい」→ 母親を安心させたい
「神に咎められるのを避けたい」→ 清くありたい

これらは全て例ですが、あなたの「願い」を止めるエネルギーが本当に望んでいるのは「あなたを止めること」ではなく「あなたを守ること」または「もっと大きな可能性に開くこと」です。ですから、「反対する声」が何を望んでいるのかを見つけることが解決の鍵となります。それがわからなければ何を避けたがっているのかを書き出すと、そこから「反対する声」が伝えたかった「こうありたい」が見えてきます。

あとは、「自由に欲しいものを欲しいと思ってオッケーでいたい」という願いに、反対する声が持っていた本当の願いを加えます。

「自由に欲しいものを欲しいと思っていて、それでいて清くある」
例えばこのように「こうありたい」を設定できるわけです。(この「こうありたい」の設定の仕方は「クリエイティブフォーカス!」という講座でお伝えしています。)


そこから、HFのワークをします。


ただですね、多くの方は最初は「自由に欲しいものを欲しいと思っていて、それでいて清くある」という風に願いを再設定しても、「そんなことは無理だ」なんて思っちゃうんですよね。

でも、無理かどうかは私たちは考える必要がありません。人間の顕在意識が持っている情報はとても少ないのですね。
右手でも左手でも構いません。丸い筒を作って、片目でそこから世界を見て下さい。視野がすごく狭くなるでしょう。顕在意識で何かを「無理!」って思うのは、その片手で作った筒から見えているところのみで「世界はこうだ」と判断しているようなものなのです。

無理かどうかはわからないので、とにかく「そうしたい」と思うところに向かって、高次空間を動かしていくわけですね。

だからとにかく「こうありたい」を決めて、HFに働きかける。
そうすることで「あれ? なんかうまくいっている」ということが起きてきますよ。


あとはね、クリエイティブフォーカス!(リンク先は吉田ひろみファシリテーターの講座)のクラスで「自分の願いの実現によって恩恵を得る存在」を見るワークがあります。これをやるとほとんどの方は「願いを叶えた方がいいのだ」ということに気がつかれます。
こちらはエネルギーワークではなく、思考での理解となります。
右脳的、左脳的、両方からのアプローチもいいですね。