それ、謝るとこじゃないと思うな

とあるショップから、ハガキが届きました。

その内容が残念だったので、ネタにしちゃいます。
この「残念」、わりと日本人はやってしまうんじゃないかと思うんです。
私は、やってましたね!

 

こんにちは。お元気ですか?
いつも◯◯をご愛顧いただきありがとうございます。
お礼が遅くなり大変申し訳ございません。
プレゼントは気に入っていただけましたでしょうか?(このお店で友人の誕生日プレゼントを買いました。そのプレゼントを友人が気に入ったかどうかを聞いてくれているのだと思います)
◯◯では、春の新作が少しずつ入荷してきておりますのでお時間がございましたら、お立ち寄り下さい。


どこが残念なのかというと、

「お礼が遅くなり大変申し訳ございません」

というところなんです。
 
だって私、
そんなのどうでもいいもの。

「ちょっと買い物した」
そのお礼がないとか遅いとか
まったくどうでもいいし、
そもそもお礼は、
買い物した時に言ってもらったし。
それを書面でお礼来るのが遅いとか
考えもしない。(笑)
このハガキ見るまでは
発想すらなかった!
大体みんなそうじゃないですか?

それを
「大変申し訳ございません」って、
あなた、上司に叱られたの?
私、そんな怖い人でしたか?
みたいな想像が膨らんで
面白いのは面白いですが、

この文章にはシンプルに
楽しさがないです〜〜。

さらにちょっと深読みすると、

・この人は自分が「はやくすべき」と思っていたことを後伸ばしにする人

という印象も受けちゃう。

そういうところ、私にもあるんですよ!
後伸ばしですね。

でも、そういう部分を
必要ない相手にわざわざ
宣伝告知しません。笑
誰だっていいところも悪いところも持ってます。
その悪い(と自分で思う)部分を
必要ない相手に
必要ないタイミングで
お知らせする「素敵な理由」はないと思うんです。

そして、このハガキの目的は
実際のところは「お礼状」ではなく、
「新作入ったから来てね」
というお誘いですよね。きっと。

まっすぐ誘ってよー!
って思うのですね〜。

謝罪型コミュニケーションいらない〜。笑

ちょうど別のお店からもハガキが来ていました。

飯干様、こんにちは。
ご主人様のイメージにぴったり!のスーツが入ってきました。今からすぐ着られて、春にも活躍するアイテムです。
他にも素敵な小物が色々、色々、入っておりますので、きっと楽しんでいただけると思います。ご主人様と一緒にぜひ遊びにいらして下さい。


なんと、楽しそうであることか。
対照的!
こっちがいいに決まってます!
ハガキにハッピーオーラが漂っています。

 

つい、謝らなくていいことを謝ってしまう。
つい、しなくていいマイナスポイントを宣伝してしまう。

それで自己価値を無意識に下げてしまうこともわりとあるので、特に相手が望まない謝罪や自分のマイナスポイント告知はやめちゃいませんか?

「日本で商売するなら必要なんだ」という話も聞いたりしますが、そんなことないんじゃないかと思うのです。
やたら細かいどうでもいいことでいちいち謝られるより、楽しい話をしたいものじゃないかなぁ?

 

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