社員は備品?!
ある方が「社員は備品。ボールペンとかと同じ」とおっしゃったとか。
それ、多分あの方ですね。笑
この「社員は備品」という発言、人のココロを傷つけたり、感情をさかなでしたりするものらしく、「うちの社長がこんな事を言っていたら、最悪!こんな奴のもとでは働かない!」「人をモノ扱いするって最低!ひどい〜」という声をよく聞きます。
そして、「りえさんはどう思います?」と聞かれることがあるんです。
その答え、聞かれる度に、毎回改めて考えるんですが、いまのところは一貫して同じなんです。
彼女達の感情的な反応もわかりますけど、ね、と。
私はどうしてもそこで、「でも」と反対側の世界を考えてしまうんですよね。
「あなたは備品と同じだ」と言われても腹も立たないし、言った社長や上司にがっかりもしない、そういう感覚の世界について。
だって、特定の働きを提供する契約で入社しているのですよね。
特定の働き(機能)をするために会社にいるのだから、ホワイトボードとかペンとかと同じと言われればその通りです。
そこに腹を立てる理由が見つからない。
そう答えると「あんたはロボットかー!」とつっこまれることもあるのですが。笑
やはり自分の正しさに執着していると見えないものが増えると思うので、別の世界を見たいわけです。
例えば、「備品」の解釈がもしかして違うから、感情的すれ違いが起きるのかもしれません。
ホワイトボードやペンを乱暴に扱う人は、自分がそういったモノと同じだと言われたら、腹が立つでしょう。
でも、「社員は備品」と言った社長の視点は違うかもしれない。
「これらが存在するから仕事が成り立つ」と、全てのモノも人と同じく大切な要素として見ているかもしれない。モノも人と同じように愛して扱っているかもしれない。だからこその「社員も備品」かもしれないのです。
まあ実際のところはわかりません。
本人に確認しても、本当の事を言うとも限りません。笑
結局、何をどう解釈するかは自分の権限なんですよね。
私は、世界をどう解釈したいか。
社員は備品?!
ひどい!
社員は備品。
その通り。
どっちが正しいか。
その答えは私のゴールが決めてくれる。
つまり、想いの実現に役立つものを採用する!^^