やる、と言ったのに、やれないのは・・・

Q1 「やる」と言ったことを、なぜやらないのでしょうか? 私にその選択肢(やらない)はないので、不思議です。彼らは、どうしたらやるのでしょう?

Q2 決めたことをやりきることができません。例えば、ブログを毎日書こうと思っても、書けないのです。どうしたら、ブログを毎日書けるでしょう? どうしたら、やると決めたことをやりきる自分になれるでしょう?



A まったく関係のないおふたりのようですが、偶然にも、反対の立場からのぞれぞれご相談メールをいただきました。一緒にお答えしていきます。


やる、と言ったこと、決めたことを、「なぜ」やらないか。
それは簡単なことで、「やりたくない」からです。
または、「やりたいけど、他にもっと優先したいことがある」からです。

「やりたくない」場合は、やりたくないんだから、もうやりません。
それでも「やる」ことが必要なら、そのやりたくない行動を含んでしまう抽象度の高いゴール設定が必要です。すると、やりたくなかったことが、やりたいことになっていきます。

例えば、早起きするのが嫌で(もっと寝ていたい気持ちが強く)なかなか起きられないけれど、ちゃんと早起きしたいケース。
起きよう、起きようと頑張っても、わりと頻繁に失敗して、そのできないセルフイメージを強化するだけです。
 
でも、その日が朝から「大好きな相手とのデートする」日だったらどうでしょう?
「大好きな相手とのデート」でピンとこない方は、もっと別のうれしいものに置き換えてくださいね。注文して待ち焦がれていた楽器が、朝届くとか!(私です。^^)
 
早く会いたくて、すぐに受け取りたくて、目が覚めてしまったりします。(そこまでじゃなくても、目覚ましでシャキッと起きてしまいます)

やろうとしていることが自動的に含まれてしまう「とってもやりたいこと」「実現したらうれしいこと」を五感で見つめるといいですよ。


では、「他にもっと優先したいことがある」ケースはどうでしょう?

それはもう、仕方ない!です。
優先したいことがあるんですもの。
人生の時間がどれくらい残っているかわかりません。
優先したいことを優先しましょう。

その優先したいことが「ぐうたらに過ごすこと」というケースもあると思います。
それが嫌だというご本人や、それをなんとかしたいという親御さんや上司といった立場の方からご相談をいただくこともあります。
 
その場合、「半ば強引に他の楽しいこと」をする、させる、がいいですよ。

ぐうたら過ごす時間を減らして、コンフォートゾーンを変えてしまいます。同時に、その中にしたいこと(ゴール)を見つけるチャンスが生まれます。