Q 転勤後、ウツっぽくなった夫にしてあげられることは?

Q 夫のことで相談です。夫とは学生時代からのつきあいですが、面倒見がよく、活動的で仕事もできる方だと思っています。また努力家でまじめで優しく、人望も厚い素敵な人だと私は思っています。会社も楽しそうに出かけ、働いていました。

が、去年の秋に転勤になってから元気がなくなり、仕事から帰ってからもあまり話すことなく、すぐ寝てしまったり、「会社を休みたい」と冗談まじりに話したり、家では飲まなかったお酒もあまりいい感じではなく飲むようになっています。どうも、上司の方と合わないようです。。。

コンロの火を入れたまま、お風呂に入ってしまったり、私がお願いしたことを忘れてやっていなかったり、また、その物忘れのことも、気にしてしまうようです。心療内科に通うこともすすめましたが、かたくなに拒否されました。

私が彼に何かしてあげられることはないでしょうか。
心療内科やヒーリングや、コーチングなど、何かを受けて欲しいと思ってますが、彼にそのつもりがないなら、私がコーチングを学んでこっそり家で彼に・・・とかも考えています。私がコーチに向いているかどうか、判断していただくことはできますか?

 

A ご主人に直接うかがわないとわからないこともありますが、上司や先輩、同僚によって、セルフイメージを下げられてしまうということは、わりとよくあり、クライアントさんからいただくご相談の中でも多いです。

無意識というのは、そのセルフイメージを維持するように働きます。一度、セルフイメージが下がってしまうと、これまでのように「よい結果」を出したとしても、それを「異常事態(自分らしくない)」と判断して、「もっと悪い結果」をわざわざ作り出し、低いセルフイメージを守るようになってしまいます。これはホメオスタシス(恒常性維持機能)によるものです。

とはいえ、その上司には悪気がないことも多いので、相手はよかれと思って言ったり行ったりしたことが、さらにご主人のセルフイメージを下げているということが考えられます。

まあ、だからといって、大した問題ではありません。
ご主人には、こうしてメッセージを送りコーチにもなろうとするほどの奥様がついているわけですからね。また、こういった奥様がいらっしゃることから、ご主人がどれだけ素敵な方かもすぐに想像できました。

コーチングも学びたいと思われるなら、もちろん学んで下さい。向いているかどうかは関係なく、私はすべての人がコーチであればいいと思っていますし、なると決めたならば、必ずなれると、そこは絵空事ではなく、当たり前の現実として確信しています。